よくある質問
よくある質問
過去実際にお客様から頂いたご相談・ご質問をまとめております。
アルティメットコートについて
アルティメットコートは、有機・無機ハイブリッド型のUV硬化ハードコート剤です。このグレードの最大の特徴は「高硬度」であり、JIS K-5600に基づく鉛筆硬度において、6H以上という数値を実現しています。これは一般的な他社ハードコート剤が4H程度であるのに対し、非常に優れています。また、耐擦傷性については、スチールウール(#0000)、1kg荷重での評価において、100往復の摩擦に対しても傷がつかないという優れた性能を誇ります。さらに、撥水性を示す水接触角は105度と高く、優れた撥水性能を持っています。このαグレードは、硬度に特化した提案をする場合の最上級グレード(松のグレード)に位置づけられています
アルティメットコートは、富士合成が塗料メーカーと共同開発した特殊なハードコート剤です。主な機能特性としては、高硬度、優れた耐擦傷性、高い撥水性、そして屋外での使用に適した高い耐候性が挙げられます。例えば、PMMA基材に対して鉛筆硬度6H以上という非常に高い硬度を実現し、他のハードコートと比較しても卓越した特性を示します(アルティメットコートαの場合)。 また、水接触角105度以上の高い撥水性能も有しています。用途は多岐にわたり、スマートフォンやタブレット、ウェアラブル端末、自動車の内外装部品(センサーカバー、メーターパネル、ヘッドライトカバーなど)、屋外照明カバーといった様々な部品の表面保護に採用実績があります。さらに、近年のニーズに合わせて、植物由来のバイオマス材料を使用した製品や、無溶剤タイプ、抗菌機能を持つ開発品も紹介されています
VMC(Variety mirror coat)高輝度金属調塗装
VMCは、金属調塗装システムとして多彩なデザイン性を実現します。具体的には、金属膜グラデーションデザインが可能です。また、豊富な金属調カラーバリエーションに対応できるほか、箔調仕上げ(金箔、銀箔)により、製品に高級質感を付与することが可能です。従来の塗装では難しかった、塗装特有のグラデーション表現も可能です。
VMCの塗膜構成は主に3層で成り立っています。基材の上に、まず2液クリア塗装(12~13μ)を施します。その中間層として1液ナノ銀塗膜(0.5μ程度)を形成し、最上層に再び2液クリア塗装またはUV塗装(10~12μ)を施します。この銀膜は薄膜化(0.2μm以下)されていることが特徴です。
VMCは、従来のプロセスと比較して、工程削減による低コスト化に貢献します。専用設備が不要なため、通常の塗装装置で加工が可能です。また、銀膜を薄膜化(0.2μm以下)していることも、経済性向上に寄与しています。この技術は、蒸着やメッキの置換として機能し、効率的でコストメリットのある塗装ソリューションを提供します。
VMCは、鏡面の意匠性を維持したまま、導電と非導電の選択が可能です。これにより、意匠性と導電/非導電の両立を実現しています。特に非導電を選択した場合、従来のメッキ加工では付与できなかった電波透過性を付与することができます。これは、通信機器などの電子部品において、外観の美しさと機能性の両立が求められる場合に重要な特性となります。
VMCは素材適応性が広いという特徴を持っています。特に、従来メッキができなかったゴム素材や天然素材(木材など)、フィルム、繊維製品にも適応可能です。
市場性の可能性としては、工業製品への高級感付与として幅広く対応でき、樹脂部品全般に塗装できるよう試作が可能です。採用実績には、美容家電や日用雑貨などの用途があります。
VMCの大きな特徴の一つは、従来の塗装装置で塗装が可能な点です。二頭ガン、蒸着装置、メッキ槽といった専用設備は不要です。通常の塗装設備で加工できるため、設備投資の負担を抑えることができます。また、VMCは通常の塗装設備だけでなく、インクジェットなど各種印刷でも可能です。さらに、塗装特有のグラデーション塗装も実現できます。工程削減と専用設備が不要な点から、経済性がアップしました。
VMCは「Variety mirror coat」の略称で、蒸着やメッキの置き換えから、金属膜グラデーションデザインといった多彩なデザイン性を保有する金属調塗装システムです。従来のメッキや銀鏡塗装では不安定だった塗装品質と耐久性が向上し、安定した仕上がりが可能です。また、多彩な意匠性(金属調カラーバリエーション)や、箔調仕上げ(金箔、銀箔)など、製品に高級質感の付与**を可能にします。これは、製品の付加価値を向上させる塗装技術の一つとして提供されています。
デザインが異なるため、お客様の求める美観性、外観に合わせてご選択いただいております。
金属調塗装では、メッキとは異なりグラデーションをつけることが可能です。また、金属調塗装については電波を通すという特性を持ち合わせています。
樹脂・プラスチック製品
可能です。
プラスチック製品以外にも塗装を行うことが可能です。実際、プラスチック以外にも金属(SUS、アルミニウム)などの塗装実績がございます。
可能です。
サンプル品をご提供いただきましたら、当社で塗装をさせていただきます。塗装後の製品をご確認いただいた上で、量産に移行いたします。
サイズは弊社内ではA4サイズ程度、約φ400mmまでの製品が塗装可能です。
それよりも更に大きな製品については、協力メーカーにて対応させていただきます。
対応可能です。
一般的に塗装が難しいとされる難塗装材でも、前処理(プライマー)を行うことにより塗装を実施することができます。
当社の代表的な塗装方法としては、スピンドルの3ブースラインになります。(3ブース×3ラインを保有しております)
その他手吹き、ロボット塗装、蒸着、メッキ加工も協力メーカーにて対応可能です。
耐久性・耐摩耗性を付与する代表的な塗装としては、当社が独自に開発したアルティメットコートがございます。
その他、お客様の求めるご要望、塗装の目的にに応じて、最適な塗装をご提案させていただきます。
当社では千個から1万個までのロットの製品の実績が多いですが、それより少ない小ロットのものについても対応可能です。
ただし、製品サイズによってはご希望のロット数にお応えできない場合もございますので、まずはご希望のロット数をご相談ください。
可能です。
当社が、試作案件を得意としており、今までに様々な施策案件を行った実績がございます。
多数の実績がある当社だからこそ、お客様のご要望、付与したい機能性や外観に合わせた最適な塗料メーカーをご提案が可能です。
また、サンプル品へ塗装したうえで、ご提案をさせていただきますので、完成品のイメージもしやすく、スムーズに試作開発を行うことが可能です。
50t~450tまでの成形機を社内で保有しております。
それ以外のサイズの製品につきましては、協力メーカー様をご活用して、ご要望にお応えして参ります。
可能です。
当社では、塗装を行う製品や部材の調達にも対応しております。
また、当社で射出成形を行い、塗装まで一貫して対応することも可能です。加えて、支給品への塗装も行うこともできます。
実際に塗装で機能性を付加した実績としては下記がございます。
耐擦傷性、耐摩耗性、高硬度、耐指紋性、撥水性、親水性、良触感、温度変化
このような機能性付加の塗装実績が量産・試作ともにございます。その他、お客様のご要望に対して提案が可能ですので、まずは一度ご相談ください。
たくさんの種類の塗料をご用意しております。
様々な塗料メーカーの取り扱いがあるため、お客様の求める要望に対してご提案させていただきます。
取引条件・流れ
その他
ご用意がございます。
親水性を付与した塗装で曇り止め効果を付与いたします。
ご用意がございます。
撥水性の高い塗料を塗布することで、指紋を付きにくくすることが可能です。
ご用意がございます。
耐候性試験においてスーパーキセノンで4,000時間の耐候性に合格した塗装を行うことが可能です。また耐候性に加えて、強度を付加を同時に行う塗装も可能です。
可能です。基本的な塗膜などの数値データなどはご共有が可能です。
可能です。
当社では、エコラボというエコ材の比較検討や新たなエコ材の開発も行っております。そのようなエコ材への塗装も問題なく可能です。